めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
頑張り屋さんの姉弟
昨日の小学生の授業における出来事。以前に読書感想文を2本頑張って書いた姉弟のことを紹介したことがあるが、本当に二人とも頑張り屋さんで姉弟で切磋琢磨する姿が素晴らしい!姉が小学6年生、弟が小学4年生で通常は別のクラスなのだけれど冬場だけは習い事の関係上、二人は同じクラスになる。すると、頑張り屋さんの弟の方はお姉ちゃんや別の上級生たちに追いつこうと必死で高いレベルのをやってみたいと要求し、姉は丁寧に弟に指導してくれる。具体的に言うと先週までに小学6年生には対義語プリントを3枚分演習したりカルタをして学習したのに対し、4年生にはプリント1枚分のみだったけれど結局は彼に関してのみ昨日は6年生と同じ枚数のプリントで学習することに。一般論として小学4年生男子は分からない問題が多くなると「嫌だ、やーめた」となるケースがほとんどだけど昨日は弟が難しい対義語を目の前にして止まっていると、姉がすぐさま上手に助け船を出してくれて正しい答えに導いてくれた。決して答えを教えるのではなく考え方を指導しており、素晴らしいなあと思いながら見ていた(☜しかも、授業が始まる前の出来事。つまり二人は授業が始まる前に自主的学習をしていたというわけ。)例えば「楽観」⇔「悲観」という問題では「楽観・・・・には楽しいという字があるよね?じゃあ、楽しい気分の反対の漢字を含むのを探そう!そうそう、楽しいの反対は悲しい。しかも下の字がそれぞれ同じだし、これで間違いないよ」といった具合に姉が弟に指導している・・・。思わず6年生に「代わりに今日の授業をやって~。」と頼もうかとすら思った(苦笑)。こういう生徒たちの頑張りぶりや成長ぶりを目の当たりにできるのは最高の幸せだ。
2017/10/19 03:30
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