めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
尊敬する人
皆は尊敬する人はいるだろうか?先日、ブロ友でもあり同じく塾を経営されている方が「尊敬する」についてブログを書いてらっしゃり思わず考え込んだ。自分自身にとっての尊敬する人は「自分の父親」と声を大にして言うだろう。若かりし頃は目の前の先輩(単なるあこがれ?)だったり、上司だったり・・・だが、この年になって振り返ってみると「自分の父親」以外には考えられない。父はとにかくまっすぐな人で曲がったことが大嫌い。「言い訳」や「約束をやぶる」ことを最も嫌う人!!自分自身、少なからず影響を受けており、そのように育ててくれたことには本当に感謝している。例えば「できなかった言い訳」をすることはとっても簡単、逆に「言い訳」をしないことは本当に難しく、だからこそ自分の中で「言い訳をしない」で済むように・・・と思うと頑張れる。むろん頑張りすぎたり、度が過ぎるのは絶対によくない。だからこそ、自営業である自分にとってある意味「言い訳」をしなくても済むように体調管理などなどあらゆる面に気を配るという習慣が出来ている(と言いながらこのブログを書いているのは一体何時?とツッコミを入れたくなるけれど…笑)。さて、尊敬する理由としては大まかに①家族のためにどんなに辛いことがあっても歯を食いしばって42年間一つの仕事をやり遂げた(👈コロコロと仕事を変えてきた自分には父は神様のよう…笑)。②努力している姿を絶対に人に見せない(真夜中にこっそりと起きだして昇進試験への勉強をしていたことも)、偉そうにしない③余計なことは一切言わない・・・などなど上げるときりがないけれど、この3点は本当に素晴らしいと思う。そんな父なので、時々ぽそっと発言する言葉が身に染みる。実は「父の一言」でスイッチが入り突然に目覚めて頑張ったというエピソードは自分の中では数えきれない。父にそのことについて感謝の意を伝えると「え?そんなきついことを言ってしまった?!申し訳ない。苦労をさせた。」となぜか謝られてしまうのだけれど。まあ、先日書いたように「感謝」と「謝罪」はともに心の重荷を下ろすという点で共通しているので良しとしよう。若い人はこれからどんどん広い世界に飛び出し、多くの出会いを経験する。そんな中、一人でも二人でも尊敬できる人を見つけることが出来るといいなああと思う。たまたま自分にとっては「尊敬する人=父」だけれど、今後の出会いで順位が変わるかも?!それはそれで楽しみだ。
2017/09/27 03:14
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