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小さな国語塾のつぶやき

注意を惹きつけるには

「大切なことは、カリスマ的なリーダーになるほど、言葉を超えたメッセージを発する力が重要だということです。トランプは身振り手振りが大きく派手ですが、あれは力強さを演出する基本的なスタイル。加えて、彼は言葉の<ため>がとてもうまい。スピーチは<ため>を覚えるだけで、相当上達します。普通の人は、正しいと思っていることをだらだらと話す。」・・・これは内閣官房参与も務め、ダボス会議で数多くの世界の指導者と接してきた田坂広志さんの言葉。成程なあ~と興味深くこの文章を読んだ。公演会等を聞きに行く際に、話の内容はもちろんのこと、その方のプレゼン力、魅力というものを観察することが多い自分自身。確かに魅力的な話し方と言うのは究極は「言葉を超えたメッセージ」に行つく。だからこそ、舞台俳優たちは厚塗りの化粧(遠くの観客にも見えるように)をし、大げさな動き、でも無駄がない仕草で演じる。まずは注目、人の意識を集めないことには主張は伝わらない。そういえば知人も講演会に呼ばれていく時は、サラリーマン風ではなく派手目の格好で行くそうだ。さて、話す場合のみならず見る場合もやはり「第一印象」「インパクト」が大切だと常日頃思っており、資料を自作する時はどんな風なレイアウト、内容にすれば一番理解しやすいか?文字が多すぎる、いわゆる参考書と同じならば意味はないし…と常に考えている。昨日、ようやくようやく「修飾語」と「品詞」についての資料が出来上がりほっとしている(長い前置きで、実はこれを言いたかった?!笑)。ずーっと必死で毎日毎日暇さえあれば考えていた会心の作(?!)。とはいえ、以前にも書いたように必死で作った資料が自己満足で終わってしまうこともあり、逆にササッと作った資料の方が受けることもある。でも、仮に生徒に受けなくても、なぜ受けなかったか?を分析し次の資料の工夫へとつなげることが出来るので良しとしよう。

2017/09/26 00:07

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