めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
成長ぶり
教える仕事をしている人間にとって、生徒たちの成長ぶりは最高に嬉しいもの!むろん毎日毎日、子育てに頑張ってらっしゃる親御さんにとっても子供の成長ぶりというのは最高の喜び。さて、先日保護者様から嬉しいメールをいただいたので紹介させてもらう(掲載許可済み)。「昨日嬉しかったことがあったのお知らせします。○○(弟)△△塾の錬成ワーク(国語)が出来ていなく、☆☆(姉)がリードしてくれ解きだしました。『まずはキーワードは?接続語にチェック!』など話して○○がチャレンジしていました。すると『あるときは場面が変わるんだよね?しかしが出てくると後が大事なんだよね。後と前とは反対のことをいっているんだよ!』と○○が言い出しました。普段は適当にしている宿題でしたが、少しずつ変わってきているのかなと思った瞬間だったので、陰陽師さんにお知らせしたくメールしちゃいました。」(全文掲載)。このメールを読み、感動するとともに「おおっ!正しい勉強法だ!」と思ったのですぐに折り返しメールし、掲載許可を頂いた。ここには素晴らしい勉強のエッセンスが含まれている。それはズバリ「自分の中で情報を確認し、口に出すこと」!!この場合、☆☆ちゃん(姉)にとっては弟を助けてあげようというつもりでの行動だが、実は人に教えるということは完璧に情報が頭の中で整理される必要があるため、難易度が高い行為。難易度の高い行為をすること≒実は自分自身の勉強になる。○○君(弟)にとっては、「そんなこと知っているよ~」というプライドがゆえに自分で声を出して確認することになったわけだが、これも「教える」行為と同じで正確に理解していないことには口には出せないもの。実際に試してみると分かるが、あやふやな知識や情報をいざ人に説明したり口に出してみようと思っても難しくて出来ないもの。ちなみにこの兄弟は年齢が近いこともありお互いに切磋琢磨、特に姉の☆☆ちゃんがいつも優しく弟の様子を見て手助けしてくれる。今後もこのような勉強法を彼らには続けてほしいし、兄弟の有無に関係なく「覚えたことを実際に口に出す、人に説明する」ということをぜひ皆も実行してみてほしい。
2017/09/05 14:54
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