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小さな国語塾のつぶやき

意外性

今月中にはHPを整理しようと考えており、その一環として何名かに「お客様の声」といったアンケートを書いていただいている。HPに掲載するとなると「悪いこと」「不満」を書けず皆さん気を使ってよいことを書いて下さり有難いなあとつくづく感じる。とはいえ、意外だったのが「どんな先生ですか」に対してのコメントが「やさしくて(👈ふんふんそうでしょう?笑)、面白い」という意見が多数だったこと。個人的には「面白い」ということに対して嬉しい反面、「???」だから。真面目が服を着ているような人間だと自分では思っており、友人からは怖い怖いと言われ続け・・・。つまりは真面目過ぎるところが「笑える→面白い」なのか?何はともあれ嬉しいコメントであり、よかった~とホッとしている部分もある。生徒にとって勉強する際に①勉強する対象②勉強するときの雰囲気③指導者のセリフなどなど、①~③のうちたとえ一つでもいいから「面白い、楽しい」と思える要素があったら記憶に定着しやすいから。さて、先日小学6年生には宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が題材となっている問題を宿題で出した。でもそれこそ、それだけでは面白くないだろうと思い宮沢賢治についての面白おかしいエピソード満載の本を紹介し、一緒に読んだ。その本は「日本文学のススメ」(関根尚著)で、生徒たちは「え~っ、変!おかしい~」と文豪のことをけちょんけちょんに・・・。伝記などを読むとまるで有名な文豪たちは聖人君主で自分達とは別世界の人のように書かれていることが多いけれど、決してそうではなく、なんら我々とは変わらない「お茶目な」「変な」部分もあったんだよと言いかったことと、少しでも文豪の面白おかしいエピソードを記憶にとどめることによって今後書を通して彼らに親近感を持ってもらえると嬉しいなあと思う。あ、その点国語塾の指導者はあまりにも普通(全く優れていない)ので親近感を持ってもらえ、有難い限り。

2017/09/04 04:01

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