めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
国語塾の日常2
期末テスト真っただ中で明日が国語のテストがある予定のS君とM君。授業終了後も自主的に居残りして、文法の演習を行っていた。学校専用のワークを繰り返し解いていたのだが、どうしても間違ってしまう問題が1、2問。最初にS君に説明し、S君が納得した後に同じ個所を間違えてしまったM君。すると得意げにS君が「僕が教えてあげる!」とのことだったので「よろしく!人に教えることは自分の理解につながり、最高の勉強になるよ。」と伝えた。M君は「こちらは○○です。」を形式名詞だと勘違いしていると(本当は代名詞)S君はすかさず「形式名詞の場合は、必ず前に修飾語があるはず!でもこれは修飾語がなくいきなり傍線になってるので形式名詞ではない。じゃあ何か?というと・・・・ほら、ほら、『あれ』とか『それ』は代名詞だよ。」という完璧な指導!「思わず素晴らしい!!!!90点!」と伝えると「でしょう?90点だったらまあいいですね。ちなみに10点はなんですか?」と聞くので「前半は完璧、後半が説明不足。つまり『こそあど』≒代名詞だと満点。『こそあど』と言えなかった点でマイナス5点」S君「僕は先生の気持ちがよく分かりました!人に説明することによって相手は分かっていなかったり伝わっていなくても自分だけは満足できるということを!」👈そういうセリフを言うだろうなあと想定していたので「そうだよね・・・。ちなみにそのセリフでマイナス5点。合計マイナス10点」と伝えておいた。でも内心は100点どころか120点だよ~~~~と嬉しかった。S君は地頭がよいタイプでさらに最近やる気がプラスされており、今後がますます楽しみだ。ちなみに先日の「ある日の出来事」の主人公、望郷の念≒ホームシックもS君。最近やたらブログに登場率が多く・…今後もどんなことをしでかしてくれるかも楽しみだ。
2017/09/01 02:39
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