めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
卒業生S君
昨日は最高に嬉しい再会があった!なんとなんと3月に卒業したS君が釧路から札幌の自宅に帰る途中、国語塾に寄ってくれたのだ!時刻は午後7時半・・・それから札幌に向かわなくてはならないため結局は玄関先での再会だったけれど本当に嬉しかった。たったの数か月会ってないだけで身長が2センチ伸び、すっかり高校生らしい雰囲気に!さて、S君と言えば3か月ほど前にアクシデントがあり、それに対処するべくしてS君からSOS依頼があったことはブログに書いた。その際、親にSOSしたところで解決は難しいうえにアクシデントの内容に関して思い切り怒られるであろうことは火を見るよりも明らかだったので「よく頼ってくれたなああ。よし助けてあげよう」と張り切ったわけだが、そのことを親には言わなくてもいいのにちゃっかりと自ら親に申告していたS君。そのことに対するお礼を伝えるという意味合いもありご両親とS君は忙しい中、わざわざ寄ってくれたようだ。思わずS君に「え?言ったの?言わなくてもいいのに・・・・」と言うとすかさずお母さまが「そういう大事なことを黙っていて後からバレたら私は3倍息子を叱ります。きちんと人様に迷惑をかけたりお世話になったら報告するように伝えています。」とのこと。この瞬間に「ああ、このご両親の息子だから・・・、S君はS君なんだああ。」と思った。つまり「自分にとって都合の悪いことは言わなくてもいいよ~。素直でまっすぐのS君のことならばいくらでも助けてあげるよ~」と思って必死でできる範囲で動いたわけだが、そう思わせる性格だからこそきちんと素直に親に事後報告するんだなあと。逆説的だけれど、自分に都合の悪いことや人様を頼ったりした場合はきちんと親に報告するぐらいの素直さを持ち合わせているからこそ、何か困ったことがあったら助けてあげたい!と周囲が思うんだなあと感じる。S君のSOSに関する記事にも書いたけれど、一応こちらも相手を選んでいるつもりで非常識な?わがままや依頼は丁重に、断固として「無理です」と断るわけであって。親にアクシデント+人を頼ったことは言わなくてもいいよ~と思いつつも実は心のどこかで「きっとS君は報告するんだろうなああ」と分かっていたというのも事実。何はともあれ変わらず素直で頑張り屋さんのS君の姿を見てパワーアップでき、ただただ感謝!
2017/08/12 00:32
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