めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
質が悪い
「質(たち)が悪い」(物事の性質がよくないことを表す表現)という言葉がある。今までは何も考えずに「質が悪い」を「たちがわるい」と読んでいたけれど、なぜ「質」を「たち」と言うのだろう?とふと疑問に思ったので調べてみた。すると次のような事実が。「たち」は元々から日本にあったいわゆる「やまと言葉」なのだそうで、「人や物の性質、傾向」の意味を表している。後に中国から意味の似ている「質」の漢字が入ってきたというのがその流れだとか・・・。ちなみにこの「質が悪い」という言葉は最近の自分自身に当てはまるような当てはまらないような?!ちょっとした出来心から結果としてある方を混乱させてしまうことになり。。。。少々(いや、かなり)反省中。幸い、相手の方は思っていた通りのとってもとっても心の広い方で結果オーライ( ^ω^)。さて、冗談抜きで「質が悪~」と思うのは人のブログやメルマガをそっくそのまま完全にコピペしてまるで自分が書いた記事のように書いている人がいること。見たことがあるなあ~と思って調べると案の定、某人のメルマガをそっくりそのままコピペ。さらには複数の人のメルマガなどなどをコピペ・・・一言でいいから「○○先生によると・・・」と書けばいいのにと思ってしまう。たった一言を書かないことに対して人間性を疑ってしまう、と同時にそれでも教育者?と軽蔑したくなる。とはいえ、その方に別にケンカを売るつもりはなく「人のふり見てわがふり直せ」と思いコピペ専門の方のブログからは当然のごとく自分自身は読者登録を外している。さて、国語に話を戻すと「夏休み」と言えば「読書感想文」「意見文」「作文」で皆が苦しむ時期。ネットや人の文章を参考にするのは構わないけれど決して全文丸写しはしないように!あくまで参考にし、一部変える、自分の意見を入れるなどの工夫をすること!
2017/08/01 21:49
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