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小さな国語塾のつぶやき

文章上達法

昨日、図書館から「予約した本が入りました」と連絡があり、早速張り切って朝井リョウ氏の新刊「風と共にゆとりぬ」(2017.6.30初版)を借りてきた。「一冊で100回笑える、腹筋崩壊エッセイ」と帯に書いてある通り、とにかく笑える!ありきたりの?日常生活をどうやったらこんなにも真面目に面白く書けるんだろう?そりゃあ、プロだから、直木賞作家だから~と思いながら仕事の合間に読んで凝り固まった自分の頭をリラックスさせている。さて、文章を上手に書くために必要なことは朝井氏のような天賦の才能はあまり必要ない。むろん作家になるというならば話は別だが、相手に伝わるような魅力的な文章を書くためならば訓練すればよい。【「伝え方が9割」の著者で、コピーライターの佐々木圭一さんは「伝え方は学べるし、鍛えられる」という。佐々木氏は「上手に伝えられる人に変わりたい」。という思いからコピーライターを目指す。が、一日に考えついた300~400のコピーはどれも全く採用されなかったそうで、苦労の末、伝え方には技術があると気づいたそうだ。】(朝日中高生新聞7月23日号より要約・抜粋)。また、大ヒットしドラマ化にもなった「下剋上受験」の著者は中卒、アマゾンの読者レビューなどを見ると「本当に自分で書いたのか」「中卒なのに文章がうますぎる」などの声もある。ご本人曰く「娘の受験した桜蔭学園の国語は、短い時間内に相当長い記述を書く問題が何題もあるんです。その勉強をしているうちに文章を書くことが苦にならなくなったような気がします。」と。つまりは訓練すれば文章力は身に付く。とはいえ訓練する時間やチャンスがないという場合でも簡単にできる練習法を紹介する。名文というものは見事に「型」(結論☞理由☞結論)(結論☞具体例☞反論☞反論の反論☞結論など)に当てはまっているので、それらを意識しながら読む。一番身近なものは新聞や教科書や問題集。国語塾内で、意見文の書き方の授業では手元にある問題集の文章や教科書を見せて「確かに・・・しかし」と複数の著者が使っていることを実際に示している。少しだけ意識することで上達するのが文章力、ぜひお試しを。

2017/07/25 02:37

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