めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
大人のサポート
着々と「子供新聞」のコンクールに出すべく作品の準備を進めている小学6年生2名。本州の塾の先生からのエールを伝えるとますますやる気アップ!さて、そんな矢先に保護者の方が「誰の新聞かしら?親の新聞?!」と自嘲気味におっしゃった。資料集めやインタビュー先を探すなどなど子供たちのために必死で動いてらっしゃり、そのことを指しておっしゃったわけだが、個人的には本当に素晴らしい保護者の方々だなあと思っている。子供たちに手を出しすぎる、口を出しすぎると過干渉、人様にとってはモンスターペアレントになりかねない。かといって完全放任することは、これまた問題が生じることがある。この両者のバランスが難しいのだが国語塾に通ってくれている生徒の保護者は全員きちんとした方ばかりで助かっている。さて、子供たちの自主性に任せることは大切で子供たちが完全に「放っておいて!自分たちで頑張るから」という場合はわざわざ親が口出しする必要はないだろうが、そういうパターンは意外と少ないだろうし、完全に子供たちだけに任せておくと出来具合は…言うまでもない。それはそれでよい経験だが、親(大人)がアドヴァイスやサポートすることによって明確な方針が見えてくることもあり、そうやって物事の道筋や進め方を学ぶのだと思う。そのあたりを上手にサポートしたことで有名なのが4人の子供を全員東大に入れた佐藤ママ。子供の体調管理から勉強の方針などなどをしっかりと管理をしており、それに対する賛否両論はあるだろうが少なくとも子供に対する愛情は本物で、しかも結果が伴っている。逆に完全放任は、教える側としては正直言って本当に困る。塾内で困っていること(例えば毎回毎回テキスト類を一切持ってこないなど)を伝えても知らん顔、挙句の果てには逆切れされたり、こちらがよかれと思ってアドヴァイスしても生返事というケースが以前にあった。そういうケースは結局は辞めてもらうよう伝える・・・・という羽目に。何はともあれ「自分って手出ししすぎ?」と気にするようなタイプの方に限って常識的なタイプがほとんどで、今後も適度に子供さんの様子を見ながらサポートをしてほしいと願う。
2017/07/18 03:21
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