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小さな国語塾のつぶやき

意見文の書き出し

①女子高生「先輩!好きです!付き合ってください。」②女子高生「体育祭の頃から先輩のことが気になっていました。もしよかったら付き合ってください!」③女子高生「先輩って好きな人いますか?」「え?いないんですか?じゃあ、どんなタイプの女性が好きですか?年下は嫌ですか?」・・・。昨日は七夕ということを少し意識して告白バージョン3種類挙げてみた。①~③のパターン、どれがいいかは個々人の好みだが、どれも結論は「付き合ってほしい」ということを主張している。さて、今週の中学生授業は「意見文の書き出し」について具体的に作業を進めている。某生徒が「○○することが好き」という内容で意見文を書こうとしており、何気に「僕は○○することが好きです。なぜなら・・・」というオーソドックスに書き始めた。むろん悪くはないのだが、①「○○が好きです。僕にとって〇〇することは・・・」②「○○すること、ゲームをすること・・・など僕には好きなことがいくつかあり、そのうちの〇〇することについて述べてみようと思います。」③「○○すると聞いて皆はどんな風に感じるでしょうか?僕は○○することが大好きで、は生活の一部です。」といった風に丁寧にパターン分けして、好きな書き出しを選んで書き始めるよう指示した。何が言いたいか?主張を書く時にはパターンがあり、大きく分けると「結論型①②」「問題提起型③」となる。ある意味「僕は〇〇することが好きです。」は結論型で、先にも書いたように間違いでは決してないのだがインパクトが弱く、意見文というよりも作文という感じがする。どの生徒も字数が埋まらない~と四苦八苦しており、なおさら「書き出し」を工夫しつつ字数を稼ぐことをお勧めする。

2017/07/08 03:05

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