[ログイン] 便利につかおう![新規会員登録] [パスワードを忘れた方へ]
掲載されているスポットは営業時間の変更や休業となる場合があります。イベントについては延期や中止となっている場合がありますのでご注意ください。
  • スポット情報へ
  • 090-4830-7204

小さな国語塾のつぶやき

本のテーマを見出す

読書感想文を書くにあたって、その本の「テーマ」はなにか?作者は著書を通じて何を読者に伝えたいのか?を正しく把握することが大切だ。感想文だから、感想をメモしようと大張り切りの子供達はページを読み進めるうちに「うわー、こんな事初めて知った。」「え~、なにこれ?」「かわいそう~~~」「すごーーい」等々、当然のごとくページや書かれている内容によって感想は変わり、それらを必死でメモしている。そのままの状態でいざ感想文を書こうとすると「主人公が○○した時は本当に嬉しかったです。」「主人公が△△の時は本当に可哀想でした」「最後は〇△□となってよかったです」といった文章、場面ごとの紹介+その場面に関する感想で終わってしまい、これでは到底「読書感想文」とは言えない。本全体を通して何を感じ何を学んだかを書く必要がある。作者は著書を通じて読者に伝えたいことがあるはずで、それが何なのかを意識しながら読むことが大切だ。とはいえ、必死で読んでも本全体の「テーマ」が分からない時は「あとがき」を参考にすると答えが書いてあるので試してみる価値あり(いわゆるカンニング…汗)。感想文は「テーマ」は何か?と問われているわけではなく、テーマに対して自分がどう感じ、学んだか?を意識して書くことが要求される。だから姑息?な手かもしれないが、「あとがき」などから「テーマ」を理解し、それに対して自分は「その通り」なのか「分からない」…なのかを書けばよい。例えば、戦争に関する本を手にしている生徒、どのページも悲惨なことばかり書いてあるため「かわいそう」というメモが多いが、そもそも作者は「かわいそう」と同情をしてもらうのが目的ではなく、結論を言うと「こんなひどい、悲惨な戦争は二度と起こしてはいけない」というメッセージを込めているのだ。そういったメッセージに気づくことを意識して取り組んでほしい。

2017/07/06 02:37

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

ようこそゲストさん
「プッシュ!」でまちを応援しよう!

「プッシュ!」ボタンを押すとあなたのおすすめのスポット、共感した情報としてトップページに表示され注目度があがります!

「プッシュ!」ボタンを押すと、とんたんが!?

ようこそゲストさん

このサービスをご利用になるにはログインする必要があります。

会員登録されている方はログインして下さい。

会員登録されていない方は新規会員登録(無料)を行って下さい。