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小さな国語塾のつぶやき

付箋活用法

長い文章を書く時には基本的に準備が必要で、その準備とは下書きだったり、メモ書きだったりするわけで、この時に大活躍するのが「ザ、付箋!」。名刺サイズよりも少し小さいぐらいの付箋を沢山準備し、書くべき文章のテーマについて思いつくまま、とにかくメモをする。この時に一枚の付箋に一つのメモというのがポイント。例えば「自然と科学」というテーマについて書きたいならば「科学を優先させると自然破壊が進む」「科学の恩恵は計り知れない」「エアコンなしの生活は考えられない」「エアコンを使いすぎると二酸化炭素排出してしまう」「エアコンを使わない生活⇒熱中症」といった具合に。そして、それらを文章に起こすときにどんな順番にするかを考えて概念化していく。単なるメモ用紙だと折角並べてもそれを保管することが難しいが、付箋は何度でも取り外したり貼ったりすることが可能なので保管にも便利。概念化する作業中にいらないメモ(付箋)ははずせばよく、足りなければ書き足す。小学生のうちはきちんとしたワークシートを作成し、そこに読書感想文や作文のテーマ、意見、感想などを書き込むようにしたり、マップを作ったり、原稿ノートに短い文章でメモをすることも大切だが、中学生以降になるとまずは「時間がない!」のだ。だから、いかに効率よく上手に文章を書くかということも意識する必要がある。(学校によっては読書感想文、意見文、人権作文、などなどが夏休みの課題として出される。)とはいえ入塾直後の生徒にとっては、付箋にメモをしたもののそれらをどんな風に並べて文章の起こせばいいか分からない…ということは当然起こる。むろん、付箋メモを作る前に文章の書き方やメモの方法などの資料を配り説明はしているが、それでも実際にやってみると壁にぶち当たることも。その点は、塾生に関してはきちんとフォローしており、文章の大枠の参考例などを個々人に作成し、一緒に学習しているのでご安心を。何においてもそうだが、一度きちんとしたノウハウを学ぶと一生使えるスキルになる。十勝限定になるが、ぜひ国語教室に興味がある方はご一報を。

2017/07/03 00:26

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