めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
「因果応報」と「陰徳陽報」
「因果応報(いんがおうほう)」という有名な四字熟語がある、意味は「よい行いをすればよい報い、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。」、ある意味「悪いことをしては結局は自分に返ってくる」といった半ば戒め的な意味があり、この熟語を見ると身が引き締まる。さて、似たような四字熟語で「陰徳陽報(いんとくようほう)」という熟語がある。意味は「誰にも知られないように善い行いをすると、だれの目にも分かる良い報いがあるということ。」で、こちらは「善い行いだけ」の事で「誰にも知らないようにと」いうところが、この四字熟語のポイントか。今日、この熟語についてブログで書こうと思ったのは昨晩に頂いたメールがきっかけである。開塾する前からお付き合いさせていただいており、現在は子供さん二人を国語塾に預けて下さっているMさんから、昨日とある用件でメールを頂いた。Mさんはとても教育熱心で(いい意味で)、自分の子供だけよければいい・・・ではなく、皆でいい方向にというタイプの方。だから自ら率先して情報を集め、正しい情報かどうかを吟味し、問い合わせし、それを惜しげもなく皆に共有し・・・という姿勢の方なので気持ち良いお付き合いができる上にいろんな意味で応援したくなる。同時にだからこそ、こちらから提供する情報、意見には責任を持たなくては!と心して返信をした。さて、昨日のメール内容はここでは書けないが、メールを読んだ瞬間に「陰徳陽報」という熟語がMさんにぴったり当てはまる~と感じたのだ。「因果応報」は似ているけれどMさんにかぎっては「悪い行い」は・・・おそらくないのでやはり「陰徳陽報」がぴったりだと一人で納得したという次第である。うーん、自分には「因果応報」がぴったりきそうだ。
2017/06/19 02:07
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