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小さな国語塾のつぶやき

船頭多くして船山に登る

「船頭多くして船山に登る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)」という慣用句がある。意味は「指図するものが多すぎるとまとまりがつかず、かえってうまくいかないものだということ」。組織内で仕事をする場合、複数の上司がそれぞれが違うことを指示・・・というのはよくあるパターンだ(若かりし頃に何度も経験済み)。仕事上に限らず、日常生活においても時々こういうことが起こりうる。良かれとばかりに色々とアドヴァイス(指図)してもらえるのは有り難いが、時と場合によってはそれが重荷になり、まさに慣用句のとおり「かえってうまくいかなくなる」こともある。そうならないようにどうするか?自分自身に関しては、色々と指図する人の通りに実行してみて、失敗した時に責任を取るのは誰か?と自問する(当然だが、大抵は自己責任となる)ことによって自ずから答えが出てくる。こういうスタンスなので、人様に対しては「あなたは結局どうしたいの?」と確認するようにしている。先日、某中学生が将来の夢を熱く語ってくれ、そのことを学校の先生にどうやって理解してもらえばいいか?と聞かれた(その生徒は普通科の高校ではなく専門的な方向に進みたいという希望を持っている)。学校の先生に直接会ったことはないので人柄など分からず、何とも言いようがなかった。ただ、一つだけ伝えたことは「学校の先生が何と言おうと、あなたの将来や進路に関して責任をとれるわけではない。未成年なので金銭的なことも含めて、責任を持つのは親だよ。だから、まずは親に自分の意見を言ってみて、あなたの進路に賛成してもらえるならば学校の先生には強気の姿勢でいいんじゃない?」という意見を伝えた。高校はとりあえず普通科に行って、それから専門的なコースに行く方がいいという意見もあるだろうが、そんな一般論を言って若者の夢を阻止するようなことをしたところで責任をとれるか?と問われると「否!」だ。将来の夢がまだ定まっていない・・・と相談を受けたら「じゃあ、普通科に行って色々と勉強したら?」と答えるが。人それぞれ考え方があるが、責任をとる(とれる)のは未成年の場合は親であり、究極は自分だというスタンスが大事かなあと思う今日この頃だ。

2017/06/12 04:07

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