めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
かんとう賞
今日(24日水曜日)は月に一度のラジオ生出演!とってもワクワクしながらメールで担当者のM様と打ち合わせをした。ちょうど運動会や体育祭シーズン、さらには先日「負けるが勝ち」というブログ記事を読んで下さったM様の発案で「勝負」についての言葉をテーマに。さて、担当者M様は運動会のかけっこで「かんとう賞」というシールを帽子に張られたとか・・・(☜頑張ってたんですね!)。ちなみに「かんとう賞」=「敢闘賞」、「強豪を相手に勇敢に闘った人や団体に送られる賞」で漢字を見ると分かるが、耳で聞いただけでは分かりづらい。自分自身がこの言葉を知ったのはかれこれ〇十年前の高校3年生の時。なんとなんと48年ぶり?!に自分が通う高校の野球部が兵庫大会でベスト4入りし、その時にわが校の野球部に「敢闘賞」が贈られのだ。何十年かぶりの快挙ということで時間的に都合がつく学生たちは張り切って応援に行った(もちろん友人たちと応援にかけつけた)。惜しくも決勝には進めなかったのだが、まさかのベスト4入りでわが母校の生徒たちは皆、悲壮感なんて全くなく、さわやかな空気が漂っていた。これが皆から期待されている、伝統のある強豪校ならば「ベスト4?信じられない」と悔し涙を流すのだろうが(苦笑)。その時に初めて「かんとう賞」なるものを知ったのだが、野球部に贈られた賞だったため「完投賞」だと思い込んでいた。強豪校を相手に最後まであきらめずに試合をやりきったという意味で「完投賞」だと勘違いしていたのだ。当たらずとも遠からず?!翌日の新聞で「敢闘賞」という漢字を知った次第。スポーツに限らず勉強も「やりきった」といえるぐらい努力すると、最後はさわやかな気分を味わえる?!日々「敢闘」を目指してファイト。
2017/05/24 01:42
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