めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
必要とされる喜び
「世の中に必要とされない人はいない」とはよく使われる言葉。そうは言っても「本当に必要とされているんだろうか?」「都合よく利用されているだけでは?」「どうせ自分なんて・・・」と思ってしまうことは誰もが経験することだろう。逆に「必要とされている」と自覚できることって意外と少ない(単に気づかない)もの。さて、昨日の夕方に日頃は滅多に鳴らない携帯が鳴り「生徒からの欠席連絡かなあ?」と思い着信を見るとなんとなんと卒業生のS君!!!学校の授業が終わり、寮に帰宅、そこからの電話…結論を言うとSOS電話。ちなみに国語についてのSOSではなく、別件での緊急のSOS(彼は高専なので数学、英語、物理は超大変だが国語は楽勝だとか。)で平身低頭(へりくだって恐縮する様子)。正直言ってこちらとしては「よくぞ頼ってくれた~」と「必要とされる喜び」を感じていた。個人情報なので内容は詳しくは書けないが、親に頼った場合は短時間で解決するかどうかは分からない上に間違いなくお説教を食らうだろう(苦笑)。ほとぼりが冷めてから親に報告するならば笑い話で済みそうだが。というわけで、助けてくれそうなぴったりの人?と候補に挙げてもらった次第。正直言って生徒や卒業生の頼みならば何でも聞くのか?と聞かれると自信をもって「ノー!」。もし万が一、こちらをただ単に都合よく「利用しよう」という下心があるならば即座に「ノー」とお断りする。「下心」ありで相手を「利用しよう」としか見ていない時は仕草、雰囲気、言葉などですぐにバレるもの。昨日はむろんそういった「下心」なしで純粋に困ってるので頼ってくれたS君。取り急ぎ先ほど対処してメールを送った・・・。S君の安眠妨害していないことを祈りつつ今日は結果待ち。吉と出ますように。
2017/05/13 01:28
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