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小さな国語塾のつぶやき

「休息」

昨日でGWは終わり、今日から学校関係は通常通り。逆にお商売の人はGWは稼ぎ時で多忙、ようやく一息・・・という場合もあるだろう。さて、自分自身はというと昨日は外出せずにのんびりと休息の一日であった。具体的に言うと長時間寝て、ごろごろしていただけなのだが、そのようなことを「休息」と表現し「休体」とは言わないよなあとふと思った。むろん、体を動かすことによってリフレッシュ、それが「休息」になる人もいるだろう。でもスポーツすると「息が切れる」こともあり「休む」のイメージから遠ざかる。にもかかわらず「ゆっくり休む」の意味では「休息」という字が使われる。うーんと思いながら「息」という字そのものをよく見ると「自分の心」という成り立ち。なるほど、単に体を休ませる云々ではなく「休む」ということは「自分の心」を休ませること、そしてその「自分の心」がリラックスできなければ疲れは取れないよなあと妙に納得。そういえば、過去にストレスから呼吸がしづらくなった(いわゆる軽い過呼吸)ことがあり、そうなるといくら寝てても疲れがとれないし、そもそもが熟睡できない!何気に行っている呼吸だが、実はとってもとっても大切だなあと改めて感じる。また、考えてみれば日本語では「息」を使った慣用句が多くあり、「息」が実際の呼吸を意味する場合もあれば「価値」「気持ち」を意味する場合もある。例えば「息がかかる」「息が合う」などがそうだ。さ、昨日まではのんびりと休息モードだったが今日からは息を吹き返す予定。

2017/05/08 13:18

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