めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
嘘をつく・・・
先日、某生徒の保護者から「子供がスマホやゲームをする時間を守らず嘘をつく、学校と家での態度があまりにも違う、それゆえ先日学校の先生に来て頂き子供と三人で話し合いました。国語塾でも何かあったら言って下さい・・・」といった連絡をいただいた。国語塾では月末から翌月初めに報告書をメールで送っているので、塾内で何か問題点などあれば親に伝わる。前述の生徒に関しては問題点どころか本当に一生懸命頑張っており褒めどころ満載のため、連絡をいただいてびっくりした。保護者が「嘘をつくことは社会的ルールに反するし、駄目なことはダメと本人にきちんと指導しました」とおっしゃることには大賛成だが、家と外では態度が違うことに関しては親御さんの心配をよそに、個人的には「成長しているなああ。ちゃんと使い分けているんだ」と感じている。しかもスマホやゲームについての家庭の約束を守らないというのは家庭内ではよくあることだよ~と言いたい。少なくともその生徒は外では(国語塾では)嘘をつかず、例えば宿題を忘れた場合は玄関先で直立不動で「すみません!宿題忘れました!」と申告するような礼儀正しいタイプなのだ。確かに親としては子供に嘘をつかれるのは悲しく寂しく、許されないことだと感じる。でも「外で嘘をついていない(であろう)」ことはまだまだ救われる。正直言って小中学生が必死で嘘をついてもすぐに大人にはバレる!にもかかわらず宿題をやっていないのに「やったけれど持ってくるのを忘れました」に始まり、あらゆることについて自分に都合よく嘘をつくタイプを目の当たりにすると腹が立つを通り越して悲しくなる。同じ「嘘」でも「家の中だけ」の方が救われる…と考えてしまった出来事であった。
2017/05/02 00:46
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