めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
漢字学習法
漢字を書けない、読めないという人が多いなあと思う今日この頃。だから言って人生に大きな影響があるかと聞かれるとそうではないが、それでも正しい漢字を書けるにこしたことなはいし漢字を読める方が読書をするときに楽だ。言い換えると漢字を正しく読めないと正しく文章の内容を理解出来ないということにつながるのだ。さて、小学生のうちだと漢字ドリルを反復したり何種類か解いてみるとそれなりに漢字の知識は増えるが中学生以降になると新出漢字はもちろんのこと、特殊な読み方、熟語が膨大な数に上る。それらを1つ1つ何十回も書いて覚えるとなると時間がいくらあっても足りない。おすすめの勉強法としては漢字の問題集(薄くてOK)を最低でも2周する。本当は3周が望ましい。2回目、3回目でも間違えた漢字を百円均一で売っているような500枚つづりのメモ帳に書き写す。そして隙間時間にそのメモ帳を何度も何度も見て覚え、パッと見た瞬間に読めるぐらいになるとちぎっていく。ちぎったメモ帳は保管しておき、日をあけて復習し絶対大丈夫だと思ったら廃棄するという方法がかなりお勧め。おすすめ理由としては①分厚いメモ帳がどんどん薄くなることによって、成果が目に見えてモチベーションアップになる②自分にとって覚えづらい漢字のみをピックアップするので無駄がない、の2点。この方法だと「読み」はいいけれど「書く」方はどうなのか?という疑問がわくかもしれないが、漢字を読めないことには文章を理解出来ないし辞書で調べることも出来ないのでまずは「読み」を優先すべきだと個人的には思う。さらには漢字の形や意味などを目に焼き付けていると意外と何度も何度も手で書き写さなくても書けるようになっているものだ。
2017/04/26 02:05
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