めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
S君卒塾
今週の木曜日で中三のS君が卒塾となった。1月下旬にすでに進路が決まったが、3月ぎりぎりまで頑張る~と来てくれていた。今月の中旬には十勝を離れての生活予定で何かと忙しい日々が待っている。他の生徒達は卒塾したとはいえ、家が近いのでどこかで見かけたり、彼らが困った時などは声がかかるかなあという期待があるがS君の場合は物理的に離れるのでなかなか会う機会がなくなる(とはいえ、来週S君をはじめとして卒塾した何名かと会う予定があるが)。さみしくなるなああ、もしかすると「空の巣症候群のような感じになる?」(注 空の巣症候群とは子供が成長して独り立ちした頃に、両親が経験する一時的な症状)とチラッと思ったのだが、寂しさよりもS君を始めとして本年度卒塾した彼らの将来への期待と楽しみの方が大きい!学生時代にアルバイトでお世話になった塾では、生徒が卒塾することへの寂しさに耐えらない・・・という講師が存在し、自分はアルバイトだからそこまでの思い入れはないのか?自分が専任講師や経営者になったらこうなるのかなあと感じたことがあるが、全くの杞憂であった。自分って冷たい?と一瞬思ったが将来性のある彼らが巣立つことを喜ばない、喜べない方がおかしい?!と都合よく解釈している。さて、話は戻るがS君に関しては技術者になるという夢があるので数年後にネットで名前を入れると「○○プロジェクト」といったページに名前がヒットするかも!という淡い期待感すらある。可能性を秘めた若い子たちの巣立ちの場面にほんの少しだけだが、立ち会えることに感謝する今日この頃である。
2017/03/11 03:24
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