めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
同窓会
北海道支部における、大学の同窓会が再来週開かれるという案内を先日いただき、初めて参加することにした。今まではスケジュールが合わないことばかりで、大学の同窓会のみならず高校の同窓会にも一度も参加することが出来なかった。あくまで北海道支部だけの同窓会なのでいったいどの程度の規模なのかは分からないが、今から楽しみである。さて、同じ学校を卒業したメンバーのことをなぜ「同窓生」と言うのだろう?と不思議に思い調べてみた。すると「窓」という漢字には「学問をする場所」という意味があるからということが判明した。漢字の作りの由来も調べてみたのだが、そこからは学問に通じる意味は読み取れなかった。でもよくよく考えてみれば「窓」とは内部と外部をつなぐ部分で、光を取り入れる機能を持つという重要な場所で「窓」が「学問をする場所」と意味を持つようになったことに納得。とはいえ、自分の中では「窓」という漢字は「窓際族」(出世コースから外れて閑職についた中高年サラリーマンを揶揄する言葉)のイメージが頭に強くこびりついており何となくいい意味とは長年思えなかった。さらには「同窓会」と言う言葉から「同じ学校で勉強する」というのは何となく分かるのだか頭の中のイメージでは「窓際でボケーッとしている」という画像ばかりが浮んでいた。これは自分がどんな学生生活を送ってきたかという個人的見解がほとんどだろう。何はともあれ中学校は義務教育だが、高校から先は自分で選べるので悔いのない選択をすると将来同窓会が楽しみになるよ~!今は大変でもファイトと老婆心ながら若い子に伝えたい。
2017/03/10 13:25
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