めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
一言表現
ようやく「伝え方が9割 ②」(佐々木圭一著)を読み終えた。内容は本当に素晴らしくベストセラーになり、シリーズ化されたことには納得だが、が、が、先日も書いたように、内容をすべて実行するには相当の訓練が必要か。さて、簡単に出来て相手にインパクトを与える素敵な伝え方を今日は一つ紹介しようと思う。それは、自分がよく知っている人のことを別の人に「一言」で表現する事。あくまで「一言(短く)」がポイントで、さらには出来ることなら「すごい」「かっこいい」「かわいい」といったありきたりの言葉は使わない事。これらを意識して生活することによってかなり表現力がアップし、しかも人様に喜ばれること間違いなし。最近の「そうそう、そうなの!その言葉ピッタリ!」と大喜びされた表現を紹介する。20代女性に対して「正義の味方」、40代の女性に対して「ホッコリ」、「熱い」、15歳の男子に対して「真っ白(すれていなくて素直)」など。「熱い」に関しては、ある人から某専門家の女性を紹介していただき、そのお礼を申し上げた時のこと。紹介者が「喜んでもらえてよかった。すごい人でしょう?」とおっしゃったので「ハイ。めちゃくちゃ熱い人ですね」と返すと「そうそう!!!そうのとおり!!!熱いと言う言葉がぴったりの人!」、15歳男子に関しての表現を彼の同級生にすると「そうそう、僕はそう言いたかったんだ!さすが!」と大喜びされた次第。ちなみに自分は・・・生徒から「鬼」「吸血鬼」「魔女」「ライオン」という有難い?!一言表現を沢山いただいているのでこれ以上は遠慮しておく(苦笑)。
2017/02/02 01:07
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