めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
高校は通過点
高校選びは将来の夢への通過点だと思う。だから、将来の夢がきちんと決まっているならばその夢を叶えるための近道として進学先を選ぶことは大賛成だ。塾によっては塾の実績を上げるために「とにもかくも進学校へ!」と勧めるのかもしれないが、自分としてはそういう指導はしたくないので、していない。通塾歴が長い生徒は、国語塾の指導者のこういう気質を分かっているので「自分は将来、技術者になりたい。だから地域の一番の進学校に行くのではなく高専に行って高専卒業後に大学に編入して・・・・」と夢を語ってくれるし、こちらも全力で応援している(現在、推薦入試対策として定期的に作文を添削中)。とはいえ、別の塾で高校のランクを下げたことによって塾長に怒られたので、もしかすると国語塾でも怒られるかも・・・と通塾歴がさほど長くはない生徒が、昨日にになって志望校を変更したことを恐る恐る報告してくれた。怒るどころか、彼のヴィジョンを聞いて全力で応援することを約束した次第。彼は将来は道内の大学進学希望で、出来たら推薦入試を考えているとのこと。それならばトップ校に入るよりも一つランクを下げ、その高校でトップクラスにいた方が推薦入試には有利であり、また自宅からの距離、入りたい部活などなどを考慮すると彼が選んだ受験校はベストだと思い手放しで応援したい。指導者によってさまざまな考えがあり、また塾によっては塾の事情があるだろうが、進学して勉強するのは現中学生。先を見据えて自分が納得する進学先を選んでほしいと切に願う。
2017/01/19 02:21
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