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小さな国語塾のつぶやき

文章上達法

先月から今月にかけて、生徒に文章の要約課題を出したり、推薦入試対策として自主的に作文を書いて提出する生徒もいる。彼らにとって要約や作文はかなりハードルが高い。なぜなら単に書けばいいわけではなく、採点の対象となるから。こちらとしても単なる日記を読ませてもらう・・・とはわけが違うので細かいところまでチェックをし、返却するので回答はコメントだらけに。ではどうすれば上手な(正しい?)文章を書けるようになるか?「とにかく書く、書いたものを大人(出来るならばコメントをもらえるような指導者)に見せて、推敲する。そしてそれを何度も何度も繰り返す事」が一番の近道。え?どこが近道?と言われそうだが・・・、ここで一番大切なのは「大人(指導者)に見てもらう事」!どうしても人間は「癖」があり、それが良い癖ならばいいのだが明らかに減点対象となるような癖は人から指摘してもらい何度も練習して矯正する必要がある。よくあるパターンとしては・文末がすべて「~と思います」で終わる・主語や目的語がことごとく抜ける、下手すると途中で主語が勝手に変わっている・句読点が多すぎる、逆に何百字も句読点なしで書いてしまう・・・など。何事もそうだが、独りよがりは命取りと肝に銘じて学校や塾の先生をどんどん利用した方がよい、また文章を見てもらえるような機会に恵まれるのは学生時代!と声を大にして言いたい。

2017/01/05 12:39

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