めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
終わりよければすべてよし
「終わりよければすべてよし」という慣用句がある。意味は「物事は、結末さえよければ、発端・過程がまずくても問題にならないということ」。お恥ずかしいながら、昨日の自分はまさに「終わりよければすべてよし」という綱渡り状態であった。2時30分~のラジオ番組に出演するために午後1時半(これは余裕を持たせた時間)に自宅を出る予定で、その前に私用を済ませようと家の近くの郵便局に行ったり買い物したり。が、いざ買い物を済ませて車を発進させようとすると・・・なんとバッテリーが上がってしまい動かない。すぐに自動車整備会社の方に来て頂き、事なきを得て自宅に戻ったのが1時半。荷物だけ置き、すぐに車に乗り帯広へ。かなりのアイスバーン状態で通常なら20分で行けるところが、40分ほどかかってしまった。さらに悪いことにあちこちに雪が積んであるためいつもとは景色が違って見え・・・道に迷うこと10分。途中で、ラジオで伝えるべき資料を忘れたことに気付く始末。結果としてはラジオ局にはぎりぎりだったが、5分前に到着し、手元に資料はないものの頭の中の記憶を頼りにトーク。その後も綱渡りは続き・・・。でもこうして無事に一日を終えてブログを書くことが出来、まさに「終わりよければすべてよし」。では、なぜ途中経過がまずくても最悪の事態に陥らずに済んだか?それは①時間的に余裕を持っていた②トーク内容を予習していたという2点に尽きる。つまり「終わりよければすべてよし」にするためにはアクシデントを想定した準備をしておくことが大切とを実感した一日であった。現在、志望校に余裕の判定をもらっていたとしても油断すること勿れ!逆に微妙…という場合でも「終わりよければすべてよし」を目指して最後まであきらめないでほしいと受験生にエールを送りたい。
2016/12/29 01:40
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