めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
国語担当不在・・・
11月~12月上旬は冬期講習のチラシが毎週のように入っている。一人で運営している当塾は2名以上で希望があれば短期特別講座を開くが、それ以外は特には予定しない。だから、生徒達に大手の塾の冬期講習などに行った方がいいかと聞かれると「ぜひ、行った方がいい!」と答えている。理由は①規則正しく勉強時間を確保できる②よくまとまったテキストで効率よく勉強ができるから。とはいえ・・・塾によっては「国語が手薄」で、なぜか数学の先生がまとまった休みの時だけ「国語の先生」になったり、若い大学生のアルバイトがポッときて国語を教えると事態が生じる。大手の塾で日頃からきちんと国語の授業があり、その延長で・・・・ならば安心だが、規模が小さかったり、あるいは個別指導を前面に押し出している塾は先のようなことが起こりがち。かくいう自分自身も塾で人手不足の時などは理系科目を教えていたのであまり偉そうなことは言えないが。日頃別の科目担当の先生が突然国語指導・・・でも指導力があればいいのだが、下手するとそうではない場合があるので要注意。ご本人は厳しい受験をクリアしているため、全科目解くことはできるはずだが「自分が難なく解ける」≠「指導力がある」という図式になる場合が多い。つまり、自分が難なく解ける(た)タイプに限って生徒達がどこでどう躓くかが分からない、そのため授業では本文を読んで答えを言っておしまいになってしまうことも。中学生後半ともなるとその辺りはシビアに見抜き「自分が行ってる塾は国語を教えることが出来る先生はいないんだよなああ。だからここに通ってるんだよ。」との発言が。ちなみにこのようなタイプが複数人、通塾してくれている。折角の冬期講習というチャンス。担当講師の力量、科目選択が可能かどうか?などなど検討するなど吟味する必要あり。
2016/12/11 09:30
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