めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
愛の反対は無関心?
「愛の反対は無関心」とマザー・テレサ(1910-1997)が言ったとか言わなかったか・・・。これはエリ・ヴィーゼル(Elie Wiesel, b. 1928)の言葉というのが事実らしいが、そんなことはどうでもいい。また、厳密に言うと国語的に「愛」の対義語が「無関心」か?となると異論もあるだろう。ただ、個人的には「愛の反対は無関心」に共感する。どの生徒に対しても愛情をもっているからこそ、熱心に指導し、時には大きな声で注意をすることもあり、さらにはペンで机をバンバンと叩くことも・・・。でも正直に言って①こちらが何か言うとことごとく反論、言い訳をする②少しでも注意をしようものなら拗ねて、自分の殻に閉じこもる、嘘をつく、下手すると逆恨みをする。この2パーターンのタイプには何も出来ない。「今日のテーマは・・・・」と資料を渡そうとした瞬間に拒否され、それに対して何か言っても通じない。ここまでくると「お金をもらっているのだから、取りあえずこの時間は大守りするだけ」と腹を決めるしかない、つまり無関心を決め込んで好きにさせるしかない。むろん、そういうタイプは他の生徒とは一緒にやっていけないので、辞めていただくか、諸所の事情から退塾が不可能の場合は別枠といった処置をとる羽目に。勉強が出来ないことに対して、見捨てたり無関心になることは決してないが、愛情が通じないタイプに関しては無関心になってしまうと同時に哀れみすら感じる。もしかすると勉強面においてのみ聞く耳を持たないのかも知れず、そうであることを祈るばかりだが。何が言いたいか。勉強が出来るに越したことはないが、それ以上に人様からの愛情を素直に受け取れるようになることが大切!
2016/12/09 11:21
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