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小さな国語塾のつぶやき

「例外」を意識する

12月・・・ともなると中三は受験間近で気持ちが焦る頃。あれもこれも出来ていない!となりがちだが、古文や俳句の季語などは「例外」を覚えることを意識すると効率よく勉強が出来る。例えば、古文単語では頻出単語+現代語と意味が違う物(例外)を徹底的に覚える。俳句の季語は間違いやすいものや、気を付けるべきものを覚える。基本的に「花」は春の季語だが、向日葵は夏、鶏頭は秋という「例外」をチェック。また、頻出される間違いやすい季語としては「小春日和」「時雨」(共に冬の季語)!「小春日和」は字から春、「時雨」は雨=梅雨=夏というイメージだが実は「冬」なのでこれは要チェック!決して膨大な季語をすべて覚える必要はない。むろん、将来俳人になりたい・・・というならば別に止めはしないが。どんな単語や季語が大切かなど自分では分からない時は過去問などを解いてチェック、学校や塾の先生などの専門家に聞くのが一番。ちなみにこの「例外」を意識して覚えるということは他の勉強にも役立つ。例えば、中学地理における工業地域の帯グラフを見分ける時など。食品の割合が多い=北九州工業地域、機械類の割合が多い=中京工業地帯(豊田市の自動車産業が盛んだから)、金属=阪神、化学=京葉と言った具合に例外というべき特徴を基に覚えると記憶に残りやすく間違いも少なくなる。ぜひ「例外」を意識してみてはどうだろうか?

2016/12/06 00:58

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