[ログイン] 便利につかおう![新規会員登録] [パスワードを忘れた方へ]
掲載されているスポットは営業時間の変更や休業となる場合があります。イベントについては延期や中止となっている場合がありますのでご注意ください。
  • スポット情報へ
  • 090-4830-7204

小さな国語塾のつぶやき

「幸」「辛」

先週金曜日にお預かりした、中学3年生の読書感想文の審査を終えてホッとしている。他の審査員の方々との最終審査は来月だが、まずはトップバッターで預かり選考を行った。皆が一生懸命に書いた作品の数々、一点一点大切に読ませてもらうのだが残念なことは誤字脱字が多いこと。もったいないなあと思いつつ、今年は興味深い誤字を発見。ある作品中に「幸せ」をことごとく「辛せ」と書いていた。本人は「幸せ(しあわせ)」と「辛さ(つらさ)」を対比したかったようだが「しあわせ」と「つらさ」が同じ漢字になっており、思わず苦笑い。確かに「幸せ」と「辛さ」は見た目が似た漢字で、実生活においても「幸せ」と「辛さ」は紙一重。でも何年か前に書いたと思うが語源は全く違い、この二つの漢字には関連性はない。語源は違うが、偶然にも似た形の漢字になってるという点が興味深い。感想文の審査を終えてホッとしつつ、思わず「幸」と「辛」について様々なことを考えてみた。人間の幸不幸はまるでオセロの駒のようで、あることをきっかけに突然「幸」が「辛」に一気に変わってしまったり、逆に「辛」が「幸」になったり。そこには先を読む力、先見の目や手段が必要になるのかなあ~?いやいや、人間の幸不幸には人知を超えた力や流れというものが存在するので、オセロというよりも麻雀的?と言った具合に。たった一つの誤字からどんどんイマジネーションを働かせて楽しめる自分っておめでたい、幸せな人間だと言えるだろう?!

2016/11/23 02:51

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

ようこそゲストさん
「プッシュ!」でまちを応援しよう!

「プッシュ!」ボタンを押すとあなたのおすすめのスポット、共感した情報としてトップページに表示され注目度があがります!

「プッシュ!」ボタンを押すと、とんたんが!?

ようこそゲストさん

このサービスをご利用になるにはログインする必要があります。

会員登録されている方はログインして下さい。

会員登録されていない方は新規会員登録(無料)を行って下さい。