めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
お土産
ここ数年、年に一度の割合で東京に行っており、それが毎年の一番の楽しみの行事である。今年は今日から一泊二日の予定だが、当日はもちろんのこと行く前にあれやこれやとお土産を選ぶのが楽しい。友人や知人の喜ぶ物でしかも「ザ・北海道」というものを!と毎回ワクワクしながら選んでいる。さて「お土産」と書いて「おどさん」ではなく「おみやげ」と読むわけだが・・・。どうやっても読めない。字を見ると「その土地の産物」、意味はピッタリくるのだが。そう、この「土産」は当て字で元々は「みやげ」は「宮笥」と書く。これは、神社(伊勢神宮)でもらうお札を張る板のこと。昔は、伊勢神宮へ参拝旅行に行きたくてもかなわない人が多く、代表して行った人が村人に買って帰ったのが「宮笥」というそうだ。(雑学大全より)。しばらくすると伊勢神宮の周りには、参拝客を目当てに土地の特産物などを売る店ができるようになり、それらも「みやげ」とよばれるようになり「土産」の字が当てられるようになったというのが有力な説。それにしても、旅行は行った先でも楽しいが行く前が一番ワクワクするのは自分だけか?時には帰ってきてから「あ~あ、楽しみが終わってしまった」とがっくり来ることもあるのだが、今回はほぼ100パーセント、リフレッシュしたので今日からまた頑張るぞ!となる予定。こうご期待?!
2016/11/12 02:03
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