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小さな国語塾のつぶやき

天知る地知る我知る、「捏」

「天知る地知る我知る人知る」という言葉がある(後漢書より)【意味】誰も知る者がおらず、二人だけの秘密にしようと思っても、天地の神々も知り、自分も相手も知っているのだから、不正は必ず露見するものだということから「悪事や不正は必ず発覚するものだ」というたとえ。この言葉を知ったのは自分自身が中学生の頃。それまでは「お天道様が見ているから悪いことをしてはいけない」といったことを祖父母の世代から聞かされていたのだが、「お天道様(天)」に「地」が加わったような気分で、大自然は御見通し・・・まっすぐに?生きよう!と改めて思ったもの(それを実行できているかは疑わしいが?!)。さて、「嘘をつく」「出まかせを言う」「捏造する」という意味の言葉に「でっち上げ」がある。捏造とは、実際になかったことを故意に事実のように仕立て上げること。「捏」の読み方は古くは「デツ」であるため、でっち上げの語源ともなっている。この「捏」という字を見ると「日(天)」や「土(地)」に「手」を加えようとしている、つまり悪さをしようとしているという作りになっている。中国で「捏」という字が先に出来たのか、それとも「天知る地知る我知る」という言葉が先かは分からないが、どちらにしても大自然という大いなる力の前では嘘はつけない、つきたくないものだと自戒を込めている。

2016/11/04 22:52

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