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小さな国語塾のつぶやき

うつくしきもの

平安時代の随筆、枕草子(作者は清少納言)151段「うつくしきもの(かわいらしいもの)」に「なにもなにも小さきものは、いとうつくし」(現代語訳)「何でもかんでも、小さいものは、ほんとうにかわいらしい。」とある。確かに小さい物、特に現物のミニチュアサイズのものは最高に可愛い。それゆえに当国語塾の案内の名刺は授業で使っている原稿ノートのミニチュアバージョンで作成(←このブログを書かせていただいてる東洋印刷さんに作っていただいた。)なぜ我々は小さい物や現物のミニチュアに惹かれるのか?おそらく「小さい物≒弱い≒守ってあげたい、可愛がりたい」という本能が働くからだと思う。さて、昨日友人からコクヨのキャンパスノート、原稿用紙のミニチュアをいただいた!中身もすべて再現されてあり、可愛さはもちろんのことその精巧さに(@_@)!友人は自分用にクーピーペンシルのミニチュアを買ったとか。実物を見せてもらうのが今から楽しみである。さて、枕草子の151段には可愛いものの例が具体的に沢山書いてあり、納得いく物のもあればそうではない物も。。。。ただ、清少納言が小さいものに対する愛情と優しいまなざしを持っていたということがヒシヒシと伝わってきて微笑ましい。ぜひ151段を現代文でいいので読んでみることをお勧めする。さて、清少納言をはじめとして一般的に人は幼児や赤子を可愛いと思うのだろうが、自分自身は、自分よりも小さい(年齢が低い)という理由で中学生(特に男子)が可愛いく、どうやっていじめようかと?日々ニヤニヤしている。周囲からは「中学生を可愛いと思えるのは一種の才能」と褒められて(いや、本当はバカにされて)いるが。※写真はミニチュア版。実物大の物が今手元にないため、残念ながら比較してお見せすることが出来ない。

2016/11/02 18:54

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