めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
記述のコツ2
「説明文」「論説文」の場合、具体例と結論がきちんと分けて書いてあり、それらをうまく使い分けると面白いぐらいに記述がうまくできるようになる。どういうことか?「つまり」「このように」という接続語があるとその後には結論が書いてある、またその「結論」は誰が読んでも分かるような文章になっていることを利用する。例えば、シカとオオカミの関係について分かりやすく説明するという問の場合(字数は六十字)、5,6行にわたって書いてある具体例を無理やり自力で三分の一の長さに収めようとするとチグハグな文になってしまい、主語と述語が合っていないということに。ではどうするか?具体例の後に「つまり、草食動物と・・・・肉食動物は・・・・である」と結論が書いてあるならばそれを利用する。草食動物という部分を「シカ」に変えて肉食動物の部分に「オオカミ」と入れると内容、字数ともにぴったりとなる。国語の記述とはいわばパズルのようなもの!最初は手も足も出ないかもしれないが、慣れてきてコツが分かるようになると意外と楽しい?!さすがに楽しいとまではいかなくても「難解」➡「まあまあの難易度」ぐらいにはなる。最初は模範解答や解説を見たり、聞いたりしながらどんな風に文章を組み立てていくかのコツをつかむと必ず出来るようになる。後は本人の努力次第。
2016/10/31 01:55
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