めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
漢字を覚える時。。。
「知らないことはイメージできない!」。だからこそ、漢字の熟語を覚える時には漢字、言葉の意味を知り、理解してから覚えることをお勧めする。例えば、明日「漢字テスト」があるとなると皆必死で漢字を機械的に何度も何度もくりかえし書き、丸暗記することが多くなる。目前の漢字テストは点数が取れても実際の知識として入っているかと言われるとはなはだ疑問。時間がたつとすっかり忘れてしまう、同音異義語が全く書けないという事態に。分からない熟語の意味を調べるのは面倒で時間がかかるが、昔と違って今は電子辞書やスマホといった便利なツールがあるのでわざわざ国語辞典(これが一番理想だが)をひかなくてもパッと調べることが可能。また、そばにいる人に「聞く」のもOK。だから少しの手間を惜しまず漢字のを意味を知るよう心がけてほしい。生徒に直接「○○とはどういった意味ですか?」と聞かれると説明したり、究極は手振り身振り、動作で示し、漢字問題集を預かった時などは直すだけではなく、意味を書き込み、同じ漢字、読みを使った言葉を記入するようにしている。例えば「閑散」を書けない場合、模範解答と「閑」の意味(暇である)、「閑古鳥が鳴く」といった慣用句とその意味などを紹介。こういった手間暇を惜しまず努力すると知識量が一気に加速する。
2016/10/22 15:13
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