めむろ国語専門塾
- ブログ
小さな国語塾のつぶやき
国語を制する者は・・・
昔から国語が大好きで、それが高じて生業にもしているわけだが・・・。かといって国語と対極にあると思われる数学が嫌いかと言われるとそうでもない。なぜなら、数学の文章題はまさに「ザ!国語」で、文章を記号に翻訳すればよいから。しかも「言いかえ」の考え方をフル活用すれば中学数学のレベルだとかなり「裏技」が見えてくる。例えば、中学一年生で学ぶ「比例」=「y=ax」=「aにXを掛け算(×)する」と覚えると「反比例」=「比例の反対」つまり「aをXで割り算(÷)」となり、分母がXだと分かる。丸暗記しようとすると分母か分子のどちらがaか?と混乱するが日本語に翻訳して覚えると間違わずにすむ。また、中学二年生で学ぶ一次関数は「定数a」=「傾き」「変化の割合」「yの増加量÷xの増加量」という言いかえグループをしっかりと覚えておけば「y=3x+7、xが-3から5まで増加したときの変化の割合は?」なんて聞かれたら一瞬で「3」と答えることが出来る。なぜなら「定数a(今回は3)」=「変化の割合」だから。つまり、xが-3から5までだろうが、-100から100まで増加しようが関係ない、どんな場合でも「変化の割合」は「3」。一次関数の式さえ書いてあれば「変化の割合は?」「yの増加量÷xの増加量」と聞かれたら1秒で答えられる。実は諸所の事情から、国語塾の生徒対象に極稀に数学を教えることがあり、中学2年生に先のような問題を演習させてみると必死で計算し…計算間違いで挫折。一秒で解く方法を伝えるととても(@_@)されると同時に喜ばれる。自分は文系だから…云々は思い込み!国語を制する者は他の科目も制する?!
2016/10/18 02:37
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です