[ログイン] 便利につかおう![新規会員登録] [パスワードを忘れた方へ]
掲載されているスポットは営業時間の変更や休業となる場合があります。イベントについては延期や中止となっている場合がありますのでご注意ください。
  • スポット情報へ
  • 090-4830-7204

小さな国語塾のつぶやき

誰、何が主体か?

いつもブログを読んでくれている中学3年生のS君。昨日「先生、『君の名は』を見たらしいけれど原作はまだ読んでませんよね?」と原作小説を貸してくれ、最高に嬉しかった。原作を読んでみたい!と思っていた矢先だったことはもちろんのこと、S君の気遣いが本当に嬉しかったのだ。正直言って、興味がない本を「これ、お勧め!ぜひ貸すから読んで!」と言われた時にはドン引き、そういう場合は丁重に丁重にお断りしてきた。さて、先日友人からメールで「Mさんにアンティーク作品を差し上げようと思うけれど、古いためシミなどがあるしどうしよう。失礼にならないかな」といった相談を受けた。友人はMさん(クリエイティブな仕事)だと興味を持ってるもので、きっと喜ぶだろうという気持ちからの発想だったので「きっと喜ばれると思う」と返信。その後、プレゼントしたらとっても喜ばれたとか。何が言いたいか?「相手が主体」として物事を考えて行動することが親切、思いやりだということ。「自分が主体」だと下手すると大きなお節介になってしまう可能性が。分野は違うが、国語の小説を解く時も基本の考え方は同じで、あくまでも主人公は自分ではなく小説内の登場人物。「自分だったら・・・」という発想はタブー。気遣い上手なS君は、少々勉強モードが下がっており「この表現から、主人公はどんな状況?」と質問すると自分主体で適当な作り話をする始末・・・。思わず苦笑いしながらも、誘導尋問的に最後は正解に。ホッ。実生活のみならず小説を説くときには誰が主体か?を意識することが大切。

2016/10/14 00:42

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

ようこそゲストさん
「プッシュ!」でまちを応援しよう!

「プッシュ!」ボタンを押すとあなたのおすすめのスポット、共感した情報としてトップページに表示され注目度があがります!

「プッシュ!」ボタンを押すと、とんたんが!?

ようこそゲストさん

このサービスをご利用になるにはログインする必要があります。

会員登録されている方はログインして下さい。

会員登録されていない方は新規会員登録(無料)を行って下さい。