めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
合った方法
何事もそうだが、人それぞれに「合う」「合わない」があり万人にピッタリの方法やノウハウというもの存在しないだろう。だからこそ、目の前の生徒にとってどんな指導法がベストか?と常に考えており、それが楽しい毎日。さて、国語の中でも古典は異色(古語で書かれている、句読点、主語、かぎかっこが省略されているなどなど)のため、どうしても苦手だと感じる生徒が多い。去年は邦楽好きの生徒に対しては、流行りの歌を「古文」に翻訳し、それを渡したところ大うけしてくれ「これなら楽しく覚えられそうです」という嬉しいコメントをいただいた。が、今年の生徒たちには同じ手は使えず・・・。去年よりもレパートリーを増やして4曲ほどの歌詞を見せたのだが「いりません」と即座に断られてしまった(しかも複数人!)。どうしたものかと思案し・・・、語呂合わせなどを紹介したがイマイチ。ふと、彼らは英語が大好きで得意ということに気付いた💡そこで「つゆ~ず」=「never」、「まほし」=「want to」のように英語に翻訳して伝えたところこれが大当たり!「英語に翻訳してもらえるとすぐに覚えられます~♡」というコメント。「なぜわざわざ古語⇒英語⇒日本語?」と少々複雑な思いだが、結果オーライなので良しとしよう。何が言いたいか、邪道と言われようが何だろうが覚えたもの勝ち!各人に自分の合った勉強法を見つけてほしいし、協力は惜しまない。
2016/10/10 00:52
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