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小さな国語塾のつぶやき

「危険」と「利益」

一般的に「リスク」という言葉は「危険」という意味で使われるが、統計学や投資では「標準偏差値」を表し「リスク」をとるときには「危険」と「利益」の両方を取ると、教えていただいた(昨日のブログコメントより)。ウーン、統計学というのは理論に基づき奥が深いなああーと妙に納得。早速、標準偏差値についてネットで調べているうちにすっかりのめり込みそうになった(汗)。さて、国語塾では授業終了後に「くじ」つきお菓子を配っている。ガムやチョコで、当たりが出るともう一回挑戦できる。単純に計算すると当たる確率は8~9%、ガムは12個引くと1個、チョコは11個引いて1個当たるはずなのだが、当然?!面白いことに統計通りにはいかない。昨日の小学生はガム一個目当たり、二個目も当たり、三個目で外れたのでおしまい・・・という高確率での当たり。そうかと思えばおとといの中学生。若干居残りし、頑張ったというご褒美を込めて「当たるまで引いてみる?」と声をかけたところ18個目にしてようやく当たり。思わず「くじ運悪過ぎ~~!」とつぶやいてしまったが、考えてみると彼は「ハズレ」続けるという「危険」をとりつつも、ちゃっかり「大量のガム」(笑)という「利益」も取ったことになる。基本的に「危険」は取りたくないものだが、国語塾のクジに関しては「リスク」=「投資」「統計学」の「標準偏差値」に偏っており、「危険」のみならずちゃっかり「利益」も取っている?!知人のコメントのおかげで知識が増え、さらには楽しい空想に浸った秋の日。

2016/10/07 12:50

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