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小さな国語塾のつぶやき

語源は麻雀用語

二日前に書いた「物言えば・・・」「物言わざれば・・・」の記事を読んだ友人がかなり心配してくれ、申し訳ない気分。確かに木曜日の日中は「テンパ」っていたが夜から元気になり、金曜日以降は日中からハイテンションで元気なのでご安心を。さて、この「テンパる」という言葉。実はもともと麻雀用語で、”あと一枚であがれる”状態を「聴牌(テンパイ)」という。そのテンパイを動詞化したものが「テンパる」であり、本来は、準備万全である、目一杯になっている、という意味で使われていた。そこから転じて「何か自分ではうまく対処できないような状態に陥って緊張してしまい、一時的に何も考えられなくなってどうしていいのか分からなくなってしまう」というような意味を表すことに。さて、他にも麻雀用語が語源の言葉が「メンツ」。「面子(メンツ)を立てる」「面子(メンツ)をつぶされる」という使い方をし、「面目・体裁・世間体」という意味。面子とは麻雀用語で牌の組み合わせや麻雀のメンバーのことをいう。ここからメンバー、顔ぶれ、人数という意味で使われるようになる。ちなみに「テンパった」時の対処法の一つが「自分の引き出しを増やして多角的視点から見る」ことが挙げられる。日本語の語源になることが多い中国由来の遊びである「麻雀」。実は全くの素人だが、引き出しを増やすために?!勉強してみようかと思案中。

2016/10/02 01:21

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