めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
検索時の「キーワード」
今のご時世、分からないことがあればネットなどですぐに調べることが出来、本当に便利である。我々は何かを調べる時にはまず「キーワード」を入れて検索するのだが、この「キーワード」を間違ったり不十分だと欲しい回答にたどり着かない。例えば「国語塾」とキーワードを入れると無数にヒットするが十勝在住の人にとってはほとんどが関係ない地域ばかり。つまり自宅近くで国語塾を探すならば「国語塾」「十勝」とキーワードを入れなくてはならない。先日、講義を受けて下さった看護学校で頑張っているYさんから「ネットで検索しても出てこず、教科書にも載ってなくて・・・・」というSOSの連絡が。短歌や俳句の主題を調べてらっしゃったのだが・・・。実は松尾芭蕉の某俳句について調べたい場合、其れだけを入力しても解釈文や文法的な講釈が出てくるばかり。松尾芭蕉といえば「不易流行」というキーワードを共に入れると知りたい情報がヒットするとお伝えした次第。「不易流行」とは松尾芭蕉一門の俳諧の一つで、絶対に変わることがない部分を忘れずに、新しく変化を続けているものを取り入れていくこと。または、新しいものを取り入れていくことそのものが、永遠に変わらないことであるということ。「不易」はいつまでも変わらないこと。「流行」はその時々に合わせて変化すること。結局はいくら時代が進んでも、ネットだけでは限界があり究極は信頼出来そうな生身の人間を探して聞くことも大切。素晴らしいメンター(助言者)を持ちたいものであり、自分がメンターの「メ」ぐらいになれるよう努力!
2016/09/27 13:18
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