めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
下地
昨日「君の名は」という映画を観てきた。「君の名は」はアニメ映画で、ストールの真知子巻きブームを起こした「君の名は」のリメイクバージョンではない。生徒が「お勧め」と教えてくれたので、前日にネタバレにならない程度にネットで下調べしたところ「感動した」という意見がある一方「難しい、3回見ても分からない」といった意見も多く、かなり戦々恐々としながら観た。結論を言うととっても素晴らしい内容で、少々ネタバレを覚悟で書くならば「ソウルメイト」の話。当初は「とりかへばや物語のリメイクバージョン?」と思っていたがそうではなかった。※「とりかへばや物語」とは古典作品で、双子(男、女)がそれぞれ入れ替わってお互いの役柄を演じて・・・という有名な話。内容全体はもちろん、作中の映像で主人公の部屋に学研の「ムー」(超ロングセラーのオカルト雑誌)が描かれていたり・・・とかなりオカルト的な要素があった。たまたま自分自身が中高生の頃に「ムー」最盛期でオカルトブームだったためある程度の下地があったからとっても楽しめたが、下地が0の年代や人の場合だと確かに難しい内容かもと感じた。何が言いたいか。日常生活はもちろんのこと、特に国語の勉強に於いては「知識」といった下地があるかないかで大きく結果が左右される。そんなわけで、ただ単に目の前の問題を解いて終わり…ではなく必要に応じて作者のバックグラウンドや時代背景などなどを説明するよう心掛けている。と同時に若い世代には貪欲に様々な知識を吸収してほしいと望むばかり。
2016/09/23 13:59
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コメントありがとうございます!息子さんの感想はいかがでしたか?ブログにも書きましたがネット上では賛否両論ある、話題作のようです。
2016/9/25 14:31 返信
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