めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
不、無、非、未
打消しの接頭語には「不」「無」「非」「未」がある。それぞれ、少しずつ意味が違っており「不・・・~ではない」「無・・・~ない」「非・・・~普通とは違う、普通ではない」「未・・・~まだ~ない」と分けられる。日頃はあまり意識しなくても我々日本人はそれなりに上手に使い分けている。さて、今朝方に久しぶりに悪夢を見て飛び起きた。あまりにもリアルな夢で現実世界でもあり得なくはない場面だったので今でもよく覚えており、もしも同じシチュエーションになったら「自分軸」をしっかりと持って対応しなくては!と思っている。夢は無意識に日ごろ思っていたり感じていることが反映されるというが、まさにその通りで・・・。あることを日頃から気にはしていたのだが、まさかそこまで気にしているとは思っていなかった(「無」)。正直言って普通ではない状態(「非」)の出来事に対して日ごろから気にしており、それが夢となって出てきたという次第。とはいえ、現実においては幸いなことにまだ夢のような状況には陥っていない(「未」)。あくまでも夢の中での話で、現実ではない(「不」)!「心配事の9割は起らない」という、枡野俊明(禅僧)の言葉を信じて前向きに。
2016/09/20 14:14
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