めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
文字数の多い記述
中学生において学年が上がるにつれて、記述問題、さらには記述する文字数が増えてくる。中学3年生になると60文字、70文字は当たり前で過去の学力テストでは90文字というのもあったらしい。何割かの生徒はこの文字数を見た瞬間に諦めてしまい完全に白紙というもったいないことに。また、一生懸命書いたとしても×、あるいは少しだけの部分点・・・。ではどうすればよいか?①字数が多い記述は8割方が「対比」で書くとうまくいく。②「○○」「◇◇」という言葉を入れることという指定があれば、その言葉+本文中のキーワードを入れる。この2点を意識すると模範解答にかなり近づく。例えば、70文字だと前半と後半で35字ずつに分けて「○○は~~~だが、・・・によって△△になった。」「○○は~~だが、◇◇は・・・」のように。ここでのポイントが「対比」!!!某生徒の解答を見ると前半と後半の内容自体は合っているのだが、接続助詞が「~ので」になっていて前半と後半がつながらないことに。その場合、部分点かあるいは×になってしまうので要注意。はっきりと「対比」させること。また、指定された言葉にばかり意識を取られてしまい、本来ならばキーワードとして使われている語句を主語として、あるいはそれらをどこかでいれるとうまくいくはずが、キーワードの存在を無視すると文章が成り立たないことも。ぜひ参考に。
2016/09/08 14:37
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