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小さな国語塾のつぶやき

便りがないのはよい便り

「便りのないのがよい便り」という諺がある。便りのないのがよい便りとは、親族や知人などから手紙などによる連絡がないのは、その相手が無事で幸せに暮らしている証しだという意味の諺。確かに、音信不通の相手からたまにもたらされる便りは、悪い知らせである場合が多い。さて、先日の台風10号では芽室地域にもかなりの被害が出て、テレビでも町内の凄まじい映像が流れたため県外の友人、知人から多くのお見舞い連絡をいただいた。幸いなことに国語塾は全くの被害がなく平和な朝を迎え、皆さまからの連絡で逆に被害の大きさを知ったという次第。おかげで20年ぶりに高校時代の恩師と話すことが出来て本当に懐かしく、嬉しかった。とまあさすがに遠方の場合、自然災害時に「便りがない」=「無事」とは限らないため連絡を頂き、逆に自分も熊本大震災の際などは安否確認をさせていただいた。話は戻るが先日の台風では生徒さん達、保護者の方々には多大なご心配をおかけしたが「便りがないのはよい便り」を実行させていただいた。つまり、こちらから「お教室閉鎖、お休み」といった連絡がないならば無事だと思ってくれるだろう・・・と。「便りがないのはよい便り」はケースバイケースだが、うまく判断していきたいもの。

2016/09/03 15:17

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