めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
今日は新月
今日から新しい月。月が改まるごとに「なんだか新しいワクワクすることをしたい」「今月はどんな楽しいことがあるか?」と思うのは自分だけか?さて、本日、2016年9月1日は地球と月と太陽がほぼ一直線にならび太陽に月が隠れてしまう、そんな現象が起こる日で、新月と金環日食が重なる。一年に何度もある訳ではなく、太陽が月に隠れる事で宇宙からの月の特別なエネルギーをいつも以上に頂く事ができる瞬間と言われている。空(宇宙)に向かって静かに願い事をすれば叶うかも?!さて、高浜虚子の俳句を一句紹介する。 「虚子一人 銀河と共に 西へ行く」昭和24年、ようやく戦後も落ち着き平和へと向かう時代を感じ取った頃か。地上から夜空を仰ぎながら瞑想していると天は西へ動き地球上の全ては東へ動いている。即ち、地球の自転を肌で感じながら虚子の心は壮大な銀河の美しさで一杯になる。それ以外の人も物も消えて行き、自らも地球上にはいないかのような神秘体験をする。自分はこの句から、一人というものの豊かさを感じると同時に一人一人は究極は宇宙とつながっているのであって孤独ではないと思うのだ。相変わらず引きこもりながら、しかも、仕事を脇に置きながらこんなことを考えている。さすがに今から仕事をしよう。
2016/09/01 14:16
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