めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
雨脚(雨足)
今日は昨日とはうってかわって、穏やかな雨。昨日は雨脚(雨足)が強い中、通塾してくれた生徒さん、送迎して下さった保護者の方々には頭が上がらず、本当の本当に感謝の気持ちでいっぱいである。さて、雨が強いこと、多くの雨が降ることを「雨脚(足)が強い」と表現する。正直言って、この表現を聞くと「大雨=不快」という自分の中の気持ちが少し和らぐのである。なぜならば、地面に向かう雨の先に可愛い小さな「足」を想像してしまうからである。とはいえ大雨の中、出かける時は(実際昨日も大雨の中外出した)そんなのんきなことを言っていられず、いかに無事に外での用事を済ませるかということに意識は集中するが。ちなみに本日のタイトルにもあるように「雨脚」でも「雨足」でもどちらの表記でも良いそうだ。「雨脚」のほうが、中国から入ってきたそうで「うきゃく」と読んでいたものを、訓読みにして「あまあし」と読んだ。その読みに当て込んで「雨足」となったのではないかという説がある。ニュース、新聞など公の情報提供する媒介では「雨脚」「雨足」表記共に使われている。ぜひじっくりとご覧いただきたい。
2016/08/31 08:28
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