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小さな国語塾のつぶやき

泣いて馬謖を切る

「泣いて馬謖を切る(ないてばしょくをきる)」という中国由来の故事成語がある。【意味】どんなに優秀な者でも法や規律に従い処断しなければいけないこと。中国の三国時代、諸葛孔明が魏と戦ったとき、親友の弟で腹心の部下だった馬謖が命令に背き、布陣したため大敗を喫した。孔明は軍法に従い、涙を流して馬謖を斬罪にしたという『三国志・蜀志・馬謖伝』にある故事に基づく。さて、長く通って来てくれている某生徒たちから「モンゴル人」「モンゴル出身?」と言われ続けている自分自身。先日も某生徒が別の生徒に「先生ってどこの国出身に見える?(モンゴル出身と誘導したい…笑)」と熱心に聞く姿が。聞かれた生徒は、当たり障りのない答えを・・・と必死で、取りあえず隣国で大国である中国を挙げて「先生って中国人みたい」とのこと。どう見ても日本人かモンゴル人にしか見えない風貌だが、中国の故事が大好きな自分にとって「中国人みたい」と言われて悪い気はしない(苦笑)。話は戻るが、中国の故事成語は、非情?と思われるようなことも由来になっていることがある。しかし、人間は表面上の優しさだけではなく、時には非情と思えるような厳しさも持ち合わせる必要があるのでは?と勉強になる。学生時代にアルバイトでお世話になっていた塾の塾長。人情味あふれる方だったのだが・・・・「泣いて馬謖を切る」ことが出来ず・・・・結局、それを見た自分はさっさとその塾を去り、塾自体もあっという間に廃業になったらしい。むろん、廃業になった理由は「馬謖を切れなかった」だけではなく他の要因もあるだろうが。今後も中国の思想を実践しようと張り切り中。

2016/08/30 12:25

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