めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
書き出しが共通・・・
今日の午前中に無事に読書感想文講座を終えて、生徒たちは共に「清書」まできちんと済ませてお互いにホッとしている。さて、レギュラーの生徒さんはもちろんのことイレギュラーの生徒さんにも希望者には過去の読書感想文の入賞者の作品集を貸出している。また、授業でも見本として開いて見せることがある。なぜか?読書感想文もいわゆる「型」があり、ある程度その「型」に当てはめると「上手な」「相手に伝わる」「読みやすい」文章になるから。入賞作品を見比べるとどれもこれも結構「よく似た」書き出しや構成になっていることに気づく。その証拠として適当にパッとページを開いて、その開いたページの作品を見る、読む、さらに別のページをパッと開いて先の作品と構成を比べるということをしている。生徒に「え?それってパクリ?!」と言われたことがあるが、人様の文章をそっくりそのまま丸写しするならば「パクリ」「コピペ」だと非難されるべきことだが、そうではなく「書き方」を真似るのである。何度もしつこく?このブログでも紹介しているが「真似る」⇒「学ぶ」。まずは「真似る」ことが成長への一歩。
2016/08/04 12:40
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