めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
可愛い子には旅をさせよ
「若いうちの苦労は買ってでもせよ」という諺がある。【意味 若い時にする苦労は必ず貴重な経験となって将来役立つものだから、求めてでもするほうがよいということ。】とはいえ、自ら「苦労したい」なんて思う人はまずいない。そんな中、親たちは敢えて子供に苦労させて成長させるということも有りか。「可愛い子には旅をさせよ」【意味 我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよいということ。】この諺がいい例。かれこれ1か月以上前になるが、中学3年生の女生徒の保護者から「塾の夏合宿に参加させるべきかどうか?」と聞かれ・・・迷わず「参加させた方がいい」と答えた。たったの3、4日の合宿に参加したからと言ってグーンと学力が上がるわけではないが、学力云々よりも「頑張っている子たちの雰囲気や本気度」「集団生活の厳しさ」「親のありがたみ」などなどを経験できる良いチャンスだと思うから。下手すると子供から恨まれるかもしれないが、何年先か、本人にとっても長い一生のうち「中学3年生の時のあの合宿はいい経験になった」と思える日が来る可能性大。※性格や体力差には個人差があるため、全ての中学生に「合宿」といった厳しい状況を!と勧めているわけではなく、「我が子にとって、厳しい状況を経験することがチャンスかも?」と親の目から見て思うならばぜひ実行をという意味である。あしからず。
2016/07/28 12:07
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